MGA3000/E1 屋外テレコムキャビネット、3000W AC電源、IP55定格、220V

1.1. 序文

このマニュアルは、キャビネットエアコンの設置、操作、機能、および日常的なメンテナンスに関するガイドを紹介しています。ご使用前にこのマニュアルをよくお読みになり、使用方法と注意事項に従ってください。

注：本製品のすべての操作は、専門の技術者が行ってください。

1.2. 製品紹介

このエアコンは、キャビネット用に自社開発された冷凍製品の一種です。キャビネット内部の熱が非常に大きく、内部の電子機器が周囲温度に敏感で、内部と外部を完全に隔離する必要がある場所に適しています。この製品は、複数の機能を持ち、高い信頼性を備えており、電源投入後、複雑なデバッグなしで動作を開始できるという特徴があります。

内部循環エアパスのファンは、上部から熱気を吸収し、蒸発器フィンで空気熱交換を行い、エアコンの下部から冷却された空気を送ります。これにより、キャビネット内の空気が循環し、温度を下げる目的を達成できます。一方、外部循環エアパスのファンは、下部から外部の冷気を吸収し、熱交換後、上部から熱気を排出します。

2. 製品パラメータ

 

2.1. 製品技術パラメータ

 

RS485A	名称	機能の説明	NO.
寸法と設置	本体外形寸法（幅奥行き)重量	mm	784*619*245
	フランジを含む外形寸法（幅	mm	/
高さ奥行き)重量	Kg	40	設置方法
	屋外		設置方法
	屋外		環境と保護
動作環境温度	℃		騒音
	dB(A)	65	耐用年数
	年	>10	IP等級
	IP55		冷媒
	R134a		ROHS認証
	はい		入力電圧範囲
	220±15%VAC/50Hz		性能
冷凍能力（L35/L35)	W	1000	定格冷凍入力電力（L35/L35)
	W	1000	定格冷媒電流（L35/L35)
	A	8.5	最大冷凍電流
	A	8.5	熱容量（オプション）
	W	1000	内部循環の風量
	M3/h	900	2.2. 設置図

 

 

 

注：設置図は参考用であり、具体的な設置方法は、実際の使用環境に応じて決定する必要があります。

 

 

 

3. 準備と設置3.1. 梱包の取り外しと確認

 

 

 

1. 設置工具（カッターとハサミ）をご用意し、保護手袋を着用してください。

 

2. 包装フィルムと梱包ベルトを取り外し、カートンを取り外し、エアコンを取り出してください。

3. カートン内の付属品リストと付属品バッグを確認し、エアコンのモデルが正しいことを確認してください。

注:

1. 外装を取り外した後、エアコンが直立していることを確認し、水平または逆さまに置かないでください。

 

 

2) キャビネットの設置穴の位置を決定する際は、キャビネット内の吸気口と排気口がキャビネット内のコンポーネントによってブロックされないようにし、両方を150mm以上の水平距離に保つ必要があります。そうしないと、空気の戻りの短絡、冷却効果の低下などにつながりやすくなります。

 

3. 製品をすぐに設置する必要がない場合、または他の場所に輸送する必要がある場合は、確認後、エアコンを再梱包してください。

4. 開梱材のリサイクルをお勧めします。

3.2. 機械的設置

設置工具：プラスドライバー

 

 

設置手順:

1) ホール図に従ってキャビネットのカット位置を選択し、影の部分を取り除き、設置穴を開けます。

2) エアコンのフランジをキャビネットドアに近づけ、M5ネジでキャビネットの設置面にしっかりと固定します。

3) エアコンが水平かつしっかりと設置されているか確認します。

注:

1) エアコンの排水ループがスムーズであることを確認し、排水が詰まらないようにしてください。

2) キャビネットの設置穴の位置を決定する際は、キャビネット内の吸気口と排気口がキャビネット内のコンポーネントによってブロックされないようにし、両方を150mm以上の水平距離に保つ必要があります。そうしないと、空気の戻りの短絡、冷却効果の低下などにつながりやすくなります。

3) エアコンの運搬または移動の際は、衝突や表面コーティングの傷を避けるように注意してください。

3.3. 電気的設置

(

1

 

 

) 電源入力ポート

 

設定範囲注活線

 

RS485A	RS485通信ポート（+）	- RS485通信インターフェース
N	電源入力ケーブルN	アース
PE	アース線	(
2	)	アラーム出力と信号入力ポート

 

 

設定範囲ポート注+ RS485通信インターフェース

 

RS485A	RS485通信ポート（+）	- RS485通信インターフェース
RS485B	RS485通信ポート（-）	公共アラームドライノード（NO）
NO	アラームがない場合は通常開	公共アラームドライノード（COM）
COM	共通ポート	公共アラームドライノード（NC）
NC	アラームがない場合は通常閉	4.
製品機能	4.1. 冷却	キャビネット内の温度が冷凍開始温度より高い場合、冷凍が開始されます。キャビネット内の温度が冷凍停止温度より低い場合、冷凍が停止します。

 

 

 

パラメータデフォルト値

 

設定範囲

 

単位注冷凍開始温度

 

NO.	アイコン	機能	機能の説明	10
5	[3～10]	℃		(
オプション	5.	キャビネット内の温度が加熱開始温度より低い場合、加熱が開始されます。キャビネット内の温度が加熱停止温度より高い場合、加熱が停止します。

 

 

 

デフォルト値設定範囲単位注

 

加熱開始温度

5

 

NO.	アイコン	機能	機能の説明	10
[3～15]	5.	4.3.		エアコンはRS485通信インターフェースを備えており、MODBUS-RTU通信プロトコルをサポートしています。
エアコンは、RS485通信インターフェースを介して上位モニターと通信します。または、ユーザーは表示画面を直接見てエアコンの動作状態を確認し、その動作パラメータを変更できます。	4.4.	外部ファンの制御（オプション）

 

 

水素排出機能（オプション）:水素排出サイクルが来ると、エアコンは水素排出ファンを起動し、制御スイッチが閉じます。

 

パラメータデフォルト値設定範囲単位サイクル24

 

[0～72]h

 

排出時間5[0～10]

分パラメータデフォルト値設定範囲

 

NO.	アイコン	機能	機能の説明
℃	停止温度	42	[25～50]
℃	5.	表示画面	5.1. 表示インターフェース

 

 

 

NO.	アイコン	機能	機能の説明
1	❄️	冷凍運転